低価格小型CNCルーターマシンを、実際に導入してみたよ(∩´∀`)∩今回は組み立てまで
小型CNCルーター「Genmitsu 3018 PROVER」
最近、3Dプリンターと同じようにCNCルーター(自動で切削をしてくれるマシン)も低価格化が進んでいる。
昔は小型のものでも数十万はしたのだが、現在なら数万円で手に入る。凄い時代だ。
てなわけで、SainSmartという会社の小型CNCルーターを導入してみた。
ギリギリ3万円代
購入した時の価格は「39,999円」
ギリギリ3万円代と言えるだろう。(約4万円とも言えるが)
低価格帯の機種だが、エンドリミットや緊急停止装置、Z プローブを備える。
そして、モーターのブラケットがアルミで出来ているらしい…。(しかし、これは後に衝撃の事実が発覚する…)
開梱
さぁ、わくわくの開梱タイムだ!٩( 'ω' )و
箱にはパーツがギッシリ。ちゃんと緩衝材で梱包されている。
まず出てきたのは、メッセージカード。
保証期間は一年らしい。
マニュアルは英語
マニュアルは英語だった。日本語版だと嬉しいのだけれど…。
アクリル製のサイドパネル。表面に保護シートが貼ってある。
USBケーブル。最近あまり見ないType Bだ。
配線用のケーブル。わちゃわちゃ。
ちゃんとラベリングされている。ありがたや…。
小物類がまとまっているケース。ちゃんと区分けされている。
2種類の電源ケーブル
電源ケーブルは二種類付属。EU用とアメリカ用。
日本で使う場合は、ピン形状の規格が同じアメリカ用のプラグを使う。
規格は同じなのだが、片方のピンのサイズが微妙に大きい。
コンセントによっては、うまく差し込めない場合がある。
ケーブルのプロテクター。カットして使う。
マザーボード。Arduinoがベースになっているらしい。部品が綺麗に整列されたボードだ。
モーター。
別売のカスタムパーツと交換すると、より「つよつよ」に出来るらしい。気になる。
規格はER11
ER11という規格らしい。
ナットやコレットといったパーツは、さらに高精度のものと交換してもいいかもしれない。
パソコンと接続せずにCNCをコントロールしたい場合は、このコントローラーを使う。
ボタンの配置がガチャガチャ(/ _ ; )
ACアダプター。そこそこ大きい。
付属のビット。V字のものが付属されていた。
付属のドライバー。力がいれやすいサイズ。
ブラケットがアルミじゃないのだが
メインパーツを取り出して…ここであることに気付く。
モーターのブラケットが完全にプラスチック。
アマゾンの商品紹介ページをもう一度見てみる。どう見てもアルミニウムと書かれている…(>_<)これはやられたかな
どこからどう見てもプラスチックです。ありがとうございました。
アマゾンの商品紹介ページ、スクショとっとこう…。
(※追記 2020/10/14:アルミニウム制で…の記述がしれっと消されていました…(;´Д`)…)
作りも荒い。( ;∀;)
ショックで挫けかけるが、ここで凹んでいてもしょうがないので、気を取り直して組み立てを続けることにする…
ベースの部分を取り出す。これでパーツは最後かな。かなりの量がある。
組み立て
組み立ての際は、公式サイトを必ずチェックだ。なぜなら、付属のマニュアルはイラストが小さく、見辛い。
公式サイトにアップされている補足マニュアルや組み立て動画は、付属のマニュアルでわかりにくい部分を補ってくれる。
組み立ての作業は、主にパーツのネジ留めと、配線だ。
作業自体は難しく無い。
モーターを取り付けたり…
マザーボードを取り付けたり…
なお、アクリルパーツの保護シートを剥がす時は、強力なガムテープを使うと剥がしやすい。
端に貼って、そのまま剥がすと保護シートごと剥がれる。
ここで、マザーボードのアクリルパーツにも保護シートが貼られていることに気付く。
マザーボードの取り付け向きも間違っていた。危ない危ない…
配線作業
配線作業。
エンドスイッチや、モーターといったパーツと、マザーボードを接続していく。
必要に応じてプロテクターや結束バンドを使用して、綺麗に配線していく。
繊細さが要求される作業だ。
完成
ようやく完成!組み立てに、数時間はかかった。
カコイイ!( ´▽`)
コントローラーを使って、簡単な試運転をしてみる。ちゃんと動いて一安心。
ブラケットがプラスチック製だったことだけが不満だ…
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