こだわりを感じる、高品質な素材集です(*´ω`*)
Graswaldについて
簡単に草が生やせる!たっのしー!
「Graswald」という素材集系アドオンを購入したのですが、これがとてもリアルで良かったので、レビューを残しておくことにしました。
www.blendermarket.comなお、Blender Marketにて購入しました。
ちなみに、価格は79ドルでした。(価格は撮影時のものです。その後、値上げしたようです…。)
非常にリアルな草が、簡単に生やせます。これは草。
インストール方法
インストール方法は簡単です。
Blenderの画面左上にある「Edit」を選択し、「Preferences...」をクリックします。
「Blender Preferences」というウインドウが表示されるので、左側にある「Add-ons」を選択し、右上の「Install...」をクリックします。
ダウンロードしてきた「Graswald」のZIPファイルを選択し、「Install Add-on」をクリックします。
※容量不足に注意してください。
※Blenderを日本語化している場合、アドオンによってはエラーが発生する場合があります。
※Macユーザーの方に注意なのですが、SafariでZIPファイルをダウンロードすると、ZIPファイルが勝手に解凍されてしまいます。
自動解凍されないように設定を変更するか、Google ChromeやFirefoxといった別のブラウザを使用してZIPファイルをダウンロードするようにしてください。
「Object:Graswald~」の左側にある、小さなチェックボックスにチェックを入れ、アドオンを有効化します。
Blenderを再起動します。これでインストールは完了です。
簡単な使い方紹介
「N」キーを押すと、サイドバーが表示されます。タブの中から「Graswald」をクリックします。
このようなパネルが表示されます。「Graswald」の操作は、基本的にこのパネルから行います。
草を生やしたいオブジェクトを選択し、Graswaldのパネルの中にある「+」ボタンをクリックします。
そうすると、ひげのような物体が生成されます。どうやら、BlenderのHair Particle機能を使って草を配置しているようですね。
Graswaldのパネルの中から「Create New Settings」をクリックします。
生やす草の種類を選んでいきます。「Species(種 しゅ)」の下の「G」マークをクリックします。
草の種類が一覧表示されます。生やしたい草を選択します。
「Variant」からバリエーションを選びます。例えばタンポポだと、花、綿、葉っぱ、大きな葉っぱ…のようなバリエーションがあります。
ビューポートをレンダープレビューに切り替えましょう。草が生えていることが確認出来るはずです。
なお、「Grow Type」を「Clump」に設定すると、ある程度まとまったような生え方をします。
「Grow Type」を「Single」にすると、全体的に散らばったような生え方をします。
Graswaldのパネルで、草の微調整が出来ます。
例えばGraswaldのパネルの中にある「Density(密度)」の値を増やすと、草の量を増やすことが出来ます。
もさもさ!(∩´∀`)∩
サイズも調整可能
「Size」の値を変えれば、草のサイズを調整できます。
枯れ具合を調節出来る。
草の種類によっては、枯れ具合を調整出来るものもあります。すごい。
非常にリアルな草たち
収録されている草たちは、どれもリアルです。
うーん…
草へのこだわりを感じる…(*´ω`*)
草以外も収録されているぞ
現実世界の草をよく見ると、足元にあいつらが居ますよね。そう、落ち葉や木の破片です。
「Graswald」には、そういったオブジェクトも収録されていました。こだわりがすごいっ。
落ち葉
なんと落ち葉にも…
複数の種類の落ち葉が用意されていました。
ちなみに、落ち葉は収録されていますが樹木は収録されていません。
樹木が多く収録されている素材集「botaniq」と組み合わせて使うと良さそうです。
木の破片
樹皮の破片や、小枝の破片のようなオブジェクトも収録されています。
苔
なんと、苔も収録されています。侘び寂びなシーンが作りたくなる!
草や枯れ葉は、組み合わせて使おう
草や枯れ葉は、組み合わせて使うとさらにリアルなシーンが作れます。
「+」ボタンを押して、いろんな種類の草や枯れ葉を追加していきましょう。
例えば複数の種類の枯れ葉を散らして…
花や葉っぱをごちゃまぜに生やしたりして…
とはいえ、あまり種類を増やしすぎると、マシンへの負荷が増えます。ほどほどに!
立体的なオブジェクトにも草は生やせる
立体的なオブジェクトにも「Graswald」は使えます。
例えば以前制作したクジラに枯れ葉を配置したり…
クジラに草を生やしたりなんかして…
簡単な作品を作ってみる
せっかくなので、草の惑星のような、簡単な作品を作ってみます。まずは球体を用意して…
枯れ葉などを散らし…
球体の色を土っぽくして…
草を生やします。
最後に花をたくさん咲かせてみました。
ライティングをして、背景になるオブジェクトを配置。
あっという間に、侘び寂びSFな作品が出来ました。
というわけで今回は「Graswald」という、こだわり感じる素敵なアドオンを使ってみました。うーん。良い。
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