Meta君さぁ…( ;∀;)
Meta Quest 2について
みなさんは、Meta Quest 2というVRデバイスをご存知でしょうか?価格が安い!なのに性能が良い!と評判のデバイスでした。しかし、大きな欠点がありました。
Facebookアカウントが無いと使えないという欠点です( ;∀;)
Facebookアカウント問題について
現実から脱出して、バーチャルな世界にダイブ!しようにも…現実と結びつきの強いSNSであるFacebookと紐付けなければいけません…この点に関しては、とても不評でした。
私は以前よりMeta Quest 2が気になっていたのですが、このFacebookアカウント問題があるため、購入を見送っていました。
さらに、Meta Quest 2のためにFacebookアカウントを新規作成した人が、すぐ凍結されてしまうという話も散見されました。
アカウントが凍結されてしまうと、Meta Quest 2は使うことの出来ないオブジェになってしまいます。
Metaアカウント始まる?
しかし2022年7月初めに、Meta社から、こんな内容のプレスリリースがありました。
2022年8月からFacebookアカウントが不要になり、新しく「Metaアカウント」がスタートします。という内容のプレスリリースでした。
おぉ!やった!これでFacebookアカウントと紐付けなくてもMeta Quest 2が使える!
…そう、思っていました。
ところが、家電量販店やAmazonでも、Meta Quest 2は品薄になっていて、買いたくても買えません。
「まぁ〜半導体不足もあるしな!しゃーないしゃーない!まだ8月にもなってないけぇ、在庫が復活したらゆっくり買えばよかばい!」
そう思っていたのでした。
ところが7月の後半になっても品薄状態が続きます。品薄というより「無い」に近い状態です。
予約すらも出来ない状態です。
かろうじて公式ストアが販売をしていましたが、届くまでに時間がかかるようでした。
この頃、MetaQuestの新型が出るからではないかとか、転売屋が買い占めているんじゃないか…など、様々な説が飛び交っていました。
「何かおかしいぞ…?」
その時の私のツイートがこちら。この時に気がついていれば…
Meta Quest2の値上げが発表される
そして運命の日…7月27日。Meta Quest 2を8月から大幅に値上げすることが発表されます。
8月から値上げということは、値上げ前に駆け込みで買えばいいじゃん!と思う方も居るかもしれません。
しかし、前述の通り、どこも在庫がありません。
公式ストアも、値上げの発表と同時期に、販売を停止します。
駆け込みで!駆け込みで買わせてくれぇ!
値上げの理由について…Meta社は製造、出荷するコストの上昇を理由としていますが、Meta社の主な収入源である、広告ビジネスが不調だったことも理由としてあったのではないかと思います。
日本での値上げ幅がアメリカよりも大きいのは、これからも円安が続くことを想定したのだと思います。
そんなこんなで私は、Meta Quest 2を値上げ前に買うことが出来ず、泣く泣く値上げ後の価格で買うことになりました。
Meta Quest2開梱
それがこちらです。値上げ後は在庫がどんどん復活したので、普通に買うことが出来ました。
買えたけど、悲しい( ;∀;)
というわけで、涙をぬぐいながら、開封していこうと思います。
表面のシュリンクを剥がしやすくするための、ピロピロがついていますね。
Apple製品を思い出させるピロピロです。
ピロピロが付いていると、シュリンクを取りやすいし、再シュリンクの難易度も上がるため一石二鳥ですね。
内箱を引き出します。少し引き出しにくいので、重力の力を借ります。
お、Meta Quest 2のロゴが白インクで印刷されています。
ボール紙に、白インクの印刷って、なんか良いですね。
ここにもFacebookのアカウントが必要です。との表記が残っています。
これもいずれ差し替えるのでしょうか。
内箱はボール紙で出来ていますが、素敵な雰囲気が漂っています。
それでは開けてみましょう。
おぉ!
ん…?
この箱の向きは、ユーザーから見た時に文字が逆さになってしまっているので、おそらく逆な気がします。
とりあえず直す(;´・ω・)
蓋の部分には、簡単な使い方が図解されています。
この出っ張りは、ゴーグルが内部で動かないようにする「押さえ」でしょうか?
「押さえ」も綺麗に出来ていますね。
こちらはコントローラー。ロゴマークが「Meta」のマークですね。
「Meta Quest 2」は、以前「Oculus Quest2」という名前でしたが、途中から「Meta Quest 2」に名前が変更されました。
ここのロゴマークも、名前が変わった時に変えたらしいです。
こういう部分のロゴを変えるには、金型を修正しないといけないので、変更が大変だったのでは無いかと思います。
こういったゴタゴタが、新型Meta Questの開発に、遅れをもたらしていないかちょっと心配です。
しかし…「魅せる」梱包ですね。良い感じです。
この小箱を開けてみましょう。
綺麗な小箱ですね。こっています。
これは説明書でしょうか。
引っ張り出して、中身を確認してみましょう。
…ん?
裏がグシャっとなっている…('Д')
先ほどの箱の向きもそうですが、ちょくちょくミスっている気がします。
美しい梱包だと、細かい部分が気になってしまうというのもありますが…
クイックスタートガイドは、日本語の説明もあります。
こういうVRゴーグルは、レンズがついているので、太陽光のような強い光が当たる場所には保管してはいけないらしいです。
ここにも「Facebookのアカウントが必要です。」の文字が。こちらもいずれ差し替えでしょうか。
こちらのグシャってなっていた小冊子が、より詳細の書かれた説明書のようです。
仕様や、安全上の注意などが書かれています。
ちなみに、こういったVRゴーグルは、成長期の子供が使うと、目に悪影響があるらしいです。
Meta Quest 2も、13歳未満は使用禁止になっていますね。
こちらの充電器は、VRゴーグル用のものです。
コントローラーは乾電池式なので、この充電器で充電は出来ません。
乾電池を買い置きしておくか、乾電池型の、充電が出来るバッテリーを買う。などの対応が必要になります。
ちなみに出力は10Wのようです。
こちらはUSB-Cケーブル。長さが短いので、Oculus Link用には厳しそうですね。
特にロゴは無く、シンプルなケーブルです。
こちらはコントローラー。曲面が手にフィットして持ちやすいです。
電池を通電させないためのピロピロと、すっぽ抜けを防止するストラップがついています。
Meta Quest 2は、ジョイスティックが付いているんですね。
こちらは反対側のコントローラー。重さは、左右ともに同じくらい…ふたつとも軽いです。
これはメインのVRゴーグル。コンパクトですね。あとで重さを測ってみましょう。
こちらは付属のシリコン製カバー。
VRゴーグルの、顔に触れる部分のスポンジで、皮膚が軽く炎症するといった事例があったらしいです。
Meta社はその報告を受けて、2021年の夏から、医療用で使われるシリコンゴムで出来たカバーを付属することにしたようです。
これがそのシリコン製カバーですね。
あとで取り付けてみます。
こちらはメガネをかけている人向けのスペーサー。
メガネをかけている人は、これをVRゴーグルに取り付ける必要があるようです。
あ、VRゴーグルにも「Meta」のマークが。
正直なところ、社名変更と一緒に「OculusQuest」の名前や、ロゴまで「MetaQuest」に変える必要はあったのだろうか?と思います。
ネットでも、Oculus Quest 2とMeta Quest 2の情報が、ごっちゃになっていますし、金型や印刷物の差し替えには多くのコストがかかります。
また、Meta社はFacebookやInstagramなど、複数のサービスを運営する会社なので、社名とプロダクトの名前とは分けたほうがわかりやすいのでは無いかと思います。
VRゴーグルには、四つのカメラが付いており、このカメラを使って空間の把握をしているようです。すごい。
しかし、カメラを使っているということは、暗いところは苦手そうですね。
こちらはストラップの部分なのですが、このストラップはあまり評判が良くないです。
付けてみたところ、確かにイマイチな印象でした。
軽くてコンパクトなのはとても良いのですが、ぎゅっと締めないとヘッドマウントディスプレイがずり落ちてきますし、締めすぎると頭や顔が痛いので、絶妙な調整が必要です。
確かにこれは、つけ心地を改善する別売のストラップが欲しくなります。
このスポンジ部分が、例の、軽度の炎症した人がいるという報告があったスポンジですかね。
見た感じ、普通のウレタンスポンジに見えます。
使用している物質で腫れたのか、汗を吸って増えた雑菌やカビが原因なのか、どういった経緯かはわかりませんが、肌が弱い人はシリコン製カバーを付けると安心ですね。
ちなみに、Meta Quest 2に限らず、VRゴーグルの顔に触れる部分の衛生問題は、しばしば問題になります。
顔の汗や脂が付きますし、皮膚に押し当てられる部分ですからね。
こちらは音量調整ボタン。
VRゴーグルをつけた状態だと、どちらがプラスでどちらがマイナスか分かりにくいです。
指で触れただけでわかる出っ張りなどがついていると良いのですが。
保護シートぺりっ
USB-Cポートと…ステレオミニプラグのポート。
自分の持っているイヤホンやヘッドホンを接続することが出来ます。音漏れが気になるシーンでは必須です。
この小さい穴はマイクですかね。
2つ付いているということは、モノラルではなく、ステレオでしょうか。
うーん、しかしこの箱、よく出来ているなぁー。
このベースの部分は、紙の繊維で出来ているんですかね。良いですねぇ。
コントローラーのセットアップをします。
シールを剥がして、ストラップを束ねているテープを外します。
細くて丸い紐ですね。
紐を引き締めるパーツには、右側を表す「R」の文字がありました。
乾電池の絶縁シートを引き抜きま…引き抜けません。こういうのって、固すぎて引き抜けないパターン結構多く無いですか?(私だけ?)
カバーを外してから、シートをとり外すことにします。
ここの部分がスライドするようになっているようですね。
乾電池は、製品ページに載っている、かっこいい乾電池ではありませんでした。
流石に電池まではこだわれなかったか…
反対側のコントローラーも同様にセットアップしました(こっちは省略)
重さを計測してみる
VRゴーグルの重さを測ってみます。
基本的に、VRゴーグルは軽ければ軽いほど、頭部や首にかかる負担が少なく良いとされています。
なお、シリコンカバーやメガネ用のスペーサーは付けていない状態で測っています。
VRゴーグル単体だと505グラムでした。
500ミリのペットボトル飲料よりも、少し軽いくらいと考えると、イメージしやすいかもしれません。
500mlの紙パック飲料も同じくらいです。
シリコンカバーを測ってみます。
こちらは、約24グラムでした。
メガネ用スペーサーを測ってみます。
こちらは約9グラムでした。
カバーやスペーサーを付けると、少し重くなります。
なお、コントローラー(電池込み)は約150グラムでした。
シリコン製カバーを取り付けてみる
シリコンカバーを取り付けてみます。
まず、顔に触れる部分を取り外します。
結構硬めにハマっていますね。
もしもメガネスペーサーをつける場合は、このタイミングで取り付けると良いと思います。
次にシリコンカバーを取り付けていきます。
あ、なんか、手袋の繊維がすごい付いてしまった。
ちなみに、こういうゴム製品って、たまにくさいものがありますが、このシリコンカバーは特に臭いは気になりませんでした。
こんな感じで良いのかな?
割と緩めです。簡単に外せるけど、ずれやすいとも言えます。
ゴーグルに取り付けます。
個人的には、シリコンカバーが付いている時のほうが、付け心地が良い気がしました。
IPDの調整について
レンズ同士の距離は、3段階で調整出来るようになっています。
3段階しか無いので、細かい調整が出来ないのは、ちょっと難点ですね。
以前持っていたHTC VIVEなんかは、細かく調整出来たのですが…
三段階ですと、調整しても、なんだかしっくりこない感じがします。
メガネスペーサーを付けた状態で、VRゴーグルをつけてみたところ、スペーサーを入れてもメガネの鼻あての部分がくいこみます。(ゴーグル側の鼻あては余裕がありすぎてむしろスッカスカ)
メガネを使っている人は、Meta Quest 2用のレンズが売っているので、こういったものがあったほうが快適な気がします。
なお、こういったレンズの場合は、自分に適した度の強さを知る必要があります。
AnkerのOculus Linkケーブル
さて、Meta Quest 2よりも先に買っていた、AnkerのOculus Link用ケーブルも、ついでに開けちゃいます。
Oculus Link用のケーブルは、Meta Quest 2でパソコン用VRゲームを遊ぶ時に使います。
パソコンとVRゴーグルを接続するためのケーブルです。
純正品もありますが、このAnker製のようなサードパーティー製のものもあります。
CABLE FOR OCULUS QUEST 2と書いています。
Meta Quest 2に名前を変えてしまうと、こういったサードパーティー製のものにも影響が出ますね。
やっぱり、名前変えないほうが良かったのでは…?
ちなみに、両端がUSB-Cのタイプのものを購入しました。
片方がUSB-Aのものもあるようですが、両端がUSB-Cのほうが、電気の供給において有利なようですね。
もちろん、パソコン側がUSB-Cに対応している必要がありますが。
Oculus Link用のケーブルではありますが、パッケージはAnkerっぽいカラーリングやグラフィックですね。
いざ開封。
どんな状況…?
砂漠の荒野の上空に、USB-Cケーブルが浮いているグラフィックが出てきました。
あ、小冊子がこんなところに。
ケーブルにしては凝ったパッケージですね。
ちなみにこのケーブルの仕様はこんな感じです。
長さは約4.9メートル。速度や出力も十分そうですね。
なお、Oculus Linkの使用を検討している人は、パソコン側のスペックなどを事前にちゃんとチェックしたほうが良いようです。
GPUやOSが対応していない。みたいな場合もあるかもしれません。
ケーブルはこんな感じです。
ぱっと見はただのUSBケーブルですが、このケーブルは光ファイバーコアを用いた、少し特殊なケーブルらしいです。
Ankerのロゴがちゃんと刻まれているので、サードパーティー製なのが、バレますね。
一度ケーブルを取り付けてみます。
うーん。なんか図と違う…?
固定ファスナーの向きが逆?
面ファスナーの向きが逆なのかな…?
面ファスナーを一度はずして、逆にしてみます。
うん、こうですよね?
なんだか、箱の向きといい、説明書といい、今回こういうの多いような…( ;∀;)
一度Oculus Linkケーブルを外して、電源を入れて、さぁ、遊ぶぞ!と思った矢先。
Metaアカウントについて悲しい事実が判明
悲しい事実が判明しました。Metaアカウントの運用が、8月に入っても、まだスタートしていませんでした。
私は、8月からFacebookアカウントが不要になるって聞いたから、買ったんですけど!( ;∀;)
8月からMetaアカウントがスタートするよ!というお知らせや…
Meta Quest 2のソフトウェア側が対応完了したよ!というお知らせはあるのですが、実際にMetaアカウントの新規作成などをすることが出来ません。
値上げは8月始まった瞬間にスタートしていたのに…
ちなみに、この動画を作成している8月22日現在も、まだFacebookアカウントが必要な状態が続いています。
その間、Meta Quest 2はオブジェとして我が家に飾っております。
早く、早くMetaアカウントの運用をスタートしてください。お願いしますMetaさん。
てなわけで今回は、悲しいことに開封しか出来ませんでした。
あなたがこの記事を見ている頃には、Metaアカウントがスタートしていると…いいな!
完( ;∀;)
※8/24(日本時間)に、Metaアカウントがスタートしました。長かった…
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