買っちった…でけぇ…でけぇよ…
動画撮影用の照明を、もっと良くしたい!
実は私、こんな照明で撮影をしていました…
その辺で買ったクリップライト2つ
あと天井のライト
…こいつは酷い…( ;∀;)
NEEWER CB150 LEDビデオライト
おらこんなライト嫌だ!というわけで、新しい照明を導入することにしました。
NEEWERという会社の、CB150というビデオライトです。
同梱物
Amazonで、大体2万2千円前後でしたが、Amazonプライムデーセールで安くなっていたので、買ってしまいました。(※価格は、撮影時のものです。)
説明書は多言語対応。日本語もあります。
少し翻訳が変なところもありますが、図が多いのでなんとなく分かります。
サポートセンターの連絡先が書かれた紙が同梱されていました。電話はアメリカとイギリスしか対応していないようなので、何かあった時はメールかな…?
こちらは付属のリモコン
電池は付属していないので、自分で用意する必要があります。
こちらは付属の電源ケーブル。ずっしりと重たいケーブルです。少しビニール臭い。
付属のリフレクター
こちらは付属のリフレクターですね。
↑付属していたのは、これと同一のものでしょうか?
重さは約143g。第三世代のiPhone SEくらいの重さです。(わからん)
Bowensという規格のマウントのようです。その名の通り、Bowensという会社の規格だとか。イギリスの会社らしいです。
こちらの穴は、アンブレラという傘状のアクセサリーを取り付ける時に使用する穴です。なお、アンブレラは付属していません。
本体
こちらが本体です。価格の割に、質感が良くて驚きます。
うーん…良い感じ。
これ、この値段で売っちゃって良いんですかね?(;´∀`)
ロックを外しながら、保護カバーを外します。
で、でかい!LEDチップがでかい!
こんなに大きなLEDチップは初めて見ました。私が電子工作で使っているようなLEDチップとは、レベルが違いますね…
排熱用のヒートシンクも、まるでCPUクーラーのようなサイズのものが付いています。
先ほどのリフレクターを着けてみましょう。
リフレクターを付けると、一気に照明感が出ますね!
照明の根本の部分はこんな感じ。
ノブを手前に引っ張りながら回すと、ノブの角度だけ変えられます。この機能をうまく使わないと、ノブを回すときにボディを擦ってしまいます。
中でどういう仕組みになっているんだろう…
インターフェース部分はこんな感じ。
電源スイッチは、なぜか下部に付いています。電源スイッチは、オンなのかオフなのか、一目でわかる位置に配置してもらいたいところではあります。
謎のポート…( ´∀`)何に使うんだー
こちらのツマミは、光量を0~100%の間で調節するためのツマミ。ロータリーエンコーダーになっていて、無制限に回せます。
このツマミはスイッチにもなっていて、押すことも出来ます。リモコンと、チャンネルを合わせるときなんかに使うようです。
こちらはリモコンからの信号を受け取るためのアンテナ。押しても引いても何も起きません。
それにしても、質感良いですねぇ。多少塗装が甘い箇所や、継ぎ目が目立つ部分などがありますが、この値段ならば充分過ぎるくらいかと思います。
ちなみに、このCB150だけじゃなく、100WモデルのCB100や…
60WモデルのCB60というモデルもあるようです。
排熱スリットの隙間から、中の電源ユニットらしきパーツが見えます。33Vの4.5A…?
重さを測ってみたところ、約2.3kgでした。実際はこれに電源ケーブルが付くので、もう少し重くなります。
NEEWER 2-in-1 ライトスタンド ブームアーム付き
早速ライトを使ってみたいところですが、ライトだけあっても使うことは出来ません。
ライトをセットするための、スタンドが必要になります。
私はライトスタンドを持っていなかったため、こちらも新規で購入することにしました。
ライトと同じ「NEEWER」のライトスタンドです。
ブームアーム付きのモデルです。
Amazonで、大体8千円前後の値段でしたが、こちらもAmazonプライムデーセールで安く買うことが出来ました。(※価格は、撮影時のものです。)
付属の重し入れ。中にペットボトルなどを入れて、ブームアームの重りにすることが出来るようです。
500mlペットボトルが3本ほど入りそうです。
中にはカラビナが入っていました。
付属のカラビナは、細くてちょっと心許ない感じがします。
作りは若干大味ですが…
値段を考えると、十分なクオリティーでは無いでしょうか。
さて、先端にライトを取り付けていきます。
まずはスピゴットという、継ぎ手をセットします。スピゴットはライトスタンドに一つ付属していました。
ライトを取り付けます。照明の落下事故の話はよく聞きますので、気を付けねば…
それでは点灯してみましょう…
うおっ、まぶし!
これは目で直視しちゃ不味いレベルの光量ですね。
カメラも、センサー保護の観点から、あまり長い時間直視させない方が良い気がします。
あ、ここの電源ケーブルはちゃんと奥まで差し込みましょうね。(すっぽ抜けた)
光量をMAX(100%)にすると、LEDの温度がバンバン上がっていきます。LEDの温度が70℃に達すると、ライトは止まってしまいます。
長時間の撮影をする場合は、あえて光量は少し落とすというのもアリかもしれません。
排熱のためのファンの音は、そこまで大きくありませんが、広範囲の音を拾うマイクを使用している場合は、ファンの音が入ってしまうかもしれません。
また、LEDの温度が70℃に近づいてくると、ファンが加速し、高速で回転し始めます。この時の音は、結構うるさいです。
リモコンを使ってみよう
付属のリモコンを使ってみましょう。
照明は、高いところに設置したり、複雑な位置に置くことも多いです。
そういう時、リモコンは非常に活躍します。
まずは電池を入れます。AAAと書いてありますが、これはアメリカ式の表記で単四電池を意味するようです。(間違えて単三を用意してしまった…)
単四電池をセットして…
左上の小さなボタンを押すと、リモコンの電源が入ります。
ディスプレイは微かに点灯します。
Soonpho ランタンソフトボックス
ライトをこのまま使用しても良いのですが、今回ソフトボックスという光を柔らかくするツールを追加で購入しました。
ソフトボックスは、色々な形がありますが、ランタン型のものを購入しました。
今回購入したソフトボックスは、NEEWERのものよりも更に安物です^^;
低価格帯のものではありますが、ちゃんと袋が用意されている…すごい…
骨組みの部分のパーツが出てきました。
袋から出すとこんな感じです。思っていたよりも悪くないですね。
マウントは、リフレクターと同じBowensマウントです。
こちらは、ランタンソフトボックスの外側のパーツです。
球の形に縫製されています。この形は縫うの大変そう(;´・ω・)
先端部分は、何故かマジックテープのような素材が使われていました。
しかし、特にくっ付けるものはありません。謎(; ・`д・´)
布の中に骨組みを突っ込んで広げると…
このように、ランタンのような形状になります。
骨組みの位置を直して、形を整えます。
ここにもマジックテープ素材が、なぜ…
※調べてみたところ、スカートと呼ばれるランタンボックスの「覆い」があり、それを取り付けるためのマジックテープっぽい?
リフレクターを外し、ソフトボックスを取り付けます…
取り付けられました!で、でかい!!
LEDライトとソフトボックスを合わせると、1m近くあります。
しかしソフトボックスの効果はバッチリです。
これがソフトボックス無しの場合です。
晴れた日の直射日光のような、くっきりとした陰影です。
こちらがソフトボックス有りの場合です。陰影がふわっと綺麗にグラデーションしています。(しかし、デメリットとして光量は少なくなってしまいます。また、ソフトボックスはでかくて邪魔…)
画像を並べるとこんな感じです。ソフトボックスを付けたほうが良いというわけではなく、どちらの光が良いかは、撮影者の「意図」によって変わってくるかと思います。
ソフトボックスを付けてみて気が付いたのですが、排熱の風は、光と同じ方向に出るようになっているようで、ソフトボックスの中に熱がどんどん溜まっていってしまいます。
仕方無いので、光量を少し下げ、ソフトボックスに隙間を開けて対応しています。
これはLEDライトの排熱設計の問題だと思いますので、ぜひCB150の時期機種にはこのへんを改善してもらいたいです。
てなわけで今回は、ドデケェLEDライトを導入した話でした。
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