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【オススメ】簡単にリアルな海面が生成できるBlenderのアドオン!「Physical Open Waters」

綺麗な海面をサクッと生成…!

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本記事のYouTube版はこちら

Physical Open Watersとは何だ?

Physical Open Watersは、リアルな海面オブジェクトを簡単に生成出来るBlenderのアドオンです。

 

Physical Open Watersは、BlenderMarketで販売されていて、撮影時の価格で50ドルでした。

www.blendermarket.com

Cyclesだけでなく、EEVEEでも綺麗

Physical Open WatersはEEVEEでも綺麗にレンダリング出来ます。これはポイント高いですね( ´∀`)

 

Cyclesと比べても、遜色無いレベルでレンダリング出来ます。これは嬉しい!

7つのプリセット

Physical Open Watersには7つの波のプリセットがあります。

calm waters(落ち着いた海)

confused seas(混乱した海)

moderate waters(穏やかな海)

rogue wave(暴れ波)

serene (うららかな海)

small breeze(そよ風)

storm gusts(突風)

3つほどプリセットを見てみましょう。

プリセット「storm gusts」

storm gustsは、突風みたいな意味のようです。強風で荒れた海のような表現になります。

プリセット「rogue wave」

rogue waveは暴れ波、みたいな意味のようです。こちらも荒れた海ですね。

プリセット「calm waters」

calm watersは落ち着いた水、みたいな意味のようです。静かな水辺の表現にぴったりです。

 

インストールについて

Physical Open Watersのインストールは、よくあるBlenderのアドオンのようにZIPファイルをPreferences...からインストールするだけです。(インストールはこちらのページを参考にしてください。

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Physical Open Watersの使い方

「N」キーを押すと現れる、アドオンのタブの中からPhysical Open Watersを選択し、「Add Ocean」ボタンを押すだけで海面オブジェクトが生成されます。簡単ですね。

波の調整方法

Physical Open Watersのパネルの中にある、プリセットからイメージに近い波を選択し…

パネルの下部にある波の大きさなどを調整していきます。

 

プレビュー方法をマテリアルプレビューやレンダープレビューにすると、波の具合がわかりやすいでしょう。

 

波の大きさなどはWaves(波)や、Capillary Waves(細かい波)の項目で調整出来ます。

 

Materialの項目では、海面の色も変えることが出来ます。たとえば放置されたプールのような緑色や…

 

赤い海のような表現も可能です。

処理を軽くする工夫

Physical Open Watersは、様々な処理を軽くする工夫がされているようです。
たとえばカメラの視界の部分にだけ海面が表示されるようになっています。

 

カメラを回転させると、このとおり海面オブジェクトの表示範囲も追従していきます。

 

メッシュの細かさも、カメラに近づくほどメッシュが細かくなっていくようになっていました。

表示範囲を調整する

Camera&LODの項目にある「End」の値を増やすと…

 

海の表示範囲(奥行き)が増えます。必要な分だけ表示するようにして、負荷を減らしましょう。

泡の調整

「Waves」の項目にある「Foam Amount」の値を増やすと、波の上部を白っぽくして泡のような表現に出来ます。

適度に使うとよりリアルな表現になるでしょう。(値を増やしすぎると気持ち悪くなるので注意)

EEVEEでレンダリングする時のポイント

EEVEEでレンダリングする時は、画面右下のレンダー設定のところにある「Bloom」をうまく使うと、海面の煌めきがより際立たせることが出来ます。

 

Bloomは、明るい部分をほわっと明るくするエフェクトですね。Bloomを強くしすぎると、画面が真っ白に白飛びしてしまうので注意です。

 

また、Screen Space Reflectionsを有効かすると…

 

海面の反射が再現でき、よりリアリティを感じる絵作りが出来ます。

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背景は、必ず設定しよう

Physical Open Watersは、そのままの、プレーンな状態だと非常に味気ない絵になります。背景にHDRI画像を適用するか…

 

同じアドオン作者の方が作っている、空を作成するアドオン「Physical Starlight and Atmosphere」などを使うと良いでしょう。

↓「Physical Starlight and Atmosphere」については、こちらの記事を参考にしてください↓

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Physical Starlight and Atmosphere」を使うと、朝焼け〜青空〜夕方〜夜、と、幅広い時間帯のシーンを簡単に作成できるので便利です。

Physical Open Watersの欠点

Physical Open Watersの欠点としては…GPUが貧弱なパソコンだと、描画がかなり厳しいところです。試しにM1MacbookProで動かしてみたところ、かなりカクカクでした。

 

RTX2080搭載のデスクトップ機だと不満なく動かすことが出来ました。快適に使用するには、しっかりしたGPUを搭載しているパソコンを使うとよさそうです。

 

また、この記事を書いている段階だと水中の表現がありません。

 

波紋の表現も、Wakeという機能があるのですが、簡易的なものです。このへんが強化されると嬉しいのですが…

実はアップデートの予定表が販売ページに公開されている

 

実はPhysical Open Watersの販売ページに、今後のアップデート予定が公開されていました。

そこには前述の水中の表現なども含まれているようで、今後に期待大です。

個人的には波打ち際の表現が搭載されると嬉しいのですが…( ´∀`)

「Physical Starlight...」や「Physical Celestial...」とのセットもある

Physical Open Watersの販売ページにいくと、前述の空を簡単に生成するアドオン「Physical Starlight and Atmosphere」と、惑星を生成するアドオン「Physical Celestial Objects」とのバンドルセットも販売されていました。

こちらのバンドルセットを検討してみるのも良いでしょう。

 

というわけで今回はPhysical Open Watersの紹介でした。

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