無料で、シンプルで、リアルで…そして綺麗(*´ω`*)
Real Snow
冬のシーン制作にピッタリなBlenderアドオン「Real Snow」の使い方をまとめてみました(*´ω`*)
Real Snow:
https://3d-wolf.com/products/snow
「Real Snow」の有効化
実は…「Real Snow」は、最初からBlenderに入っています(*´ω`*) (Blender2.83~)
ですが、初期状態では無効化状態です。
なので、まずは「Real Snow」を有効化することから始めます。
まずはBlenderの「Edit」から「Preferences...」をクリックします。
「Add-ons」の中から、「Object : Real Snow」を探します。(検索機能を使うとすぐに見つけることが出来るでしょう。)
チェックボックスにチェックを入れて「Real Snow」を有効化します。
有効化が終わったら、「Preferences」ウインドウを閉じます。
実際に使ってみよう
「N」キーを押し、アドオンのパネルを表示させます。
「Real Snow」タブをクリックして、「Real Snow」のパネルを表示させます。
上のようなパネルが表示されます。
「Real Snow」を使用したいオブジェクトを選択します。
「Real Snow」パネルの中の「Add Snow」をクリックします。
すると、選択したオブジェクトの上部に、積雪のオブジェクトが自動で追加されます。
なお、大きなオブジェクトや複雑なオブジェクトは雪の作成に時間がかかります。
ビューポートの表示を、レンダープレビューに変更してみましょう。
リアルな雪を確認することが出来ます。
このリアルな雪のマテリアルは、自動で追加されます。
Coverage
パネルの中の「Coverage」という値を変更すると、雪の覆う面積を調節出来ます。
Coverage100%,80%,60%...と、試してみました。
20%あたりから、積雪はほぼ確認出来ないレベルまで減少しました
Height
「Height」の値を変更すると、積雪の高さを調節出来ます。
雪を重ねてみる
「Real Snow」で作成した雪に、 さらに「Real Snow」で雪を積もらせることが出来ます。
雪に雪を積もらせると…
豪雪地帯のような積雪を表現することが可能です。(画像は、やりすぎな例)
Selected Faces
「Selected Faces」機能を使うと、面を指定して雪を積もらせることが出来ます。
「Selected Faces」を使う場合は、 「Selected Faces」のチェックボックスにチェックを入れて…
モードを「EditMode」に変更し、雪を積もらせたい面を選択します。
面を選択し終わったら、モードを「Object Mode」に戻します。
「Real Snow」パネルから「Add Snow」を選択すると、先ほど選択した面に雪が積もります。
この機能を使えば、インベー●ーや…
パック●ンの積雪も可能です。(おそらく、こういう用途の機能では無いと思いますが…)
作者は、Real Skyと同じWolfさん
blendermarket.comReal Snowの作者の方は、以前動画で紹介した「Real Sky」と同じ作者さんでした。
言われてみれば、わかりやすいUIやネーミングセンスに共通点がありますね…('ω')
Wolfさん、素敵なアドオンを、ありがとうございます!