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激安サーモグラフィーを買ったら超楽しかった(楽しかった)【HIKMICRO Mini2 V2 レビュー】

3万円以下で買える、スマホ接続型のサーモグラフィーカメラを買ってみたぞ!

サーモグラフィーカメラって何?

サーモグラフィーカメラは、物の温度が色でわかる不思議なカメラです。

目に見えない赤外線をとらえて温度を計測し、温度ごとに色を塗り、物の表面がどれくらい温かいか、冷たいかをわかりやすく色彩で表現します。

建物の断熱性能のチェックや、機械の異常に発熱している箇所を見つける、災害現場で人がどこにいるかを探す。といった用途で使われているようです。

最近では、ドローンに取りつけて空から調べたり、スマホに付けて使える小型のものも!

元々非常に高価な機材ですが、低価格帯のものも増えてきているので、ハードルがグッと下がってきています。

今回買ったのはスマホに取り付けるタイプのもの

今回購入したのはHIKMICROのMini2 V2というカメラです。

スマホに接続して使用するタイプのものです。iOSとAndroid、Windowsパソコンに対応しているようです。(対応バージョンは事前に要チェック)

私が購入した時は約28,600円でした。

 

 

より幅広いものを撮影出来る、Mini2Plusという機種もあるようです。

いざ開封!

ゲーミングデバイスみたいな化粧箱で来ました。iPodTouchの時代のデザインテイストを想起させます。

 

サーモグラフィーカメラはFLIRのものと迷ったのですが、幅広いデバイスに対応している、こっちの機種にしました。

 

電源はスマホから吸い取っていくので、カメラ側のバッテリー切れを心配する必要はありません。

スマホ側のバッテリー不足を気にする必要はありますがw

 

 

予想以上に梱包がしっかりしていて驚きます。

 

説明書は多言語対応でした。日本語も対応!

 

セミハードケースに入っていました。豪華…!

 

セミハードケースを開けてみましょう。

 

中身がごちゃごちゃになってる😭

とはいえデバイスに傷は無かったので、気にしないことにします。

 

おそらくこうなっていたのだろう。という形にしてみました。

 

セミハードケースの中身を全部出してみました。

カメラ本体、USB-Cの延長ケーブル、Lightningアダプタ、USB-Cの短い延長アダプタが入っていました。

 

私は古いiPhoneユーザーなので、Lightningアダプタを使用してスマホと接続します。

 

延長ケーブルはパソコンと繋げるときに良さそう。

実際に使ってみよう

スマホと接続して使う際は、スマホに専用アプリ「HIKMICRO Viewer」をインストールして使います。無料でした。

 

今回は、お湯と冷水を用意しました。

一見すると、どちらが温かいか、冷たいか分かりませんね。

 

サーモグラフィーカメラで見ると、この通り!

どちらが冷水かお湯か、一目で分かります。

 

熱の動きがしゅごい…

 

床に反射した赤外線も拾うんですね。

 

お湯を移動してみると、お湯があった場所だけ熱があることが一目でわかります。

きっと、人が座っていた場所なんかもわかりますね。

マウスから手を離すと…

 

触れていたところだけ温かくなっています。すごい。熱の残滓が見える…!

 

予想以上にサーモグラフィーカメラ楽しい!

サーモグラフィーカメラ持ってない人は人生10回分は損してます。

 

これから私はこのカメラを持って、部屋の中で断熱すべきところを探してこようと思います。

また、電子機器で異常に発熱している箇所などを探す、3Dプリンターのベースの温度ムラを探す、パン屋で焼きたてのパンを探す。

といった事に使おうと思います!


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