コンパクトで可愛い…が…!
Amazonでの出会い
ボール盤が欲しいけれど、そんな場所は無い…ミニボール盤はプロクソンのものが有名ですが、なかなかのお値段がします…そんな中、約1万円で買えるミニボール盤を発見しました。サイズもコンパクトでちょうど良さそう。ということで、ポチってみることにしました。
※値段は変動が大きい製品のようで、セール時だと9,000円以下になることもあります。
到着!
小型の電子レンジくらいのサイズのダンボールで届きました。コンパクトですが、ずっしり重いです。
箱には仕様が書かれています。定格時間は20分なので長時間の作業は出来ません。あくまでもホビー用ということですね。
セット内容はこちら。ドリルビットは含まれないので、別途購入する必要があります。
「本製品は家庭用です。建築作業など精度が必要な作業には使用しないでください。」とのことです。予防線が張られている…笑
開封
箱を開けると、説明書などの書類が一番上にありました。
保証は6ヶ月でした。
説明書の下にはバイスの入った箱が出てきました。
バイスの箱を開封して、バイスを出してみました。
正直なところ、作りはイマイチな印象です…笑
ボールねじの回転もなめらかではありません。
次に出てきたのはベースです。油ぎってます笑
こちらはレンチやボルトなど。こちらも油ぎってます。
ようやく本体が出てきました。ボディは思っていたよりも小さいサイズで可愛いです。
全体的にコンパクトな作りです。
比較としてA4コピー用紙を置いてみました。コンパクトさが伝われ!!!
組み立て
最初のセットアップ自体は簡単です。
支柱を固定して、ベースに固定し、ハンドルをななめにねじ込むだけです。
それでは実際に組み立てていきます。
ハンドルは斜めにねじ込むのがポイントです。
あっさり完成!
サイズ感としては、電気ポットくらいのサイズ感です。小さくて可愛いです。
ヘッド、プーリー部分
ヘッドを開けてみます。ヘッドはプラスチックのツメで引っかかっているだけです。精度はイマイチな印象。
プーリーは、何故か派手なクリアオレンジカラー
ベルトのかけかたで、回転速度を調整できます。
実際に使ってみる
ドリルビットをつけて、実際に使ってみます。※ドリルビットは別売です。
2mm厚のアクリル板にφ3mmの穴をあけてみます。
回転させると、多少ブレを感じます。
不精してセンターポンチは使ってませんが、許してください笑
2mmのアクリル板なら余裕でした。ホビー用と言えど、ハンドドリルより、よっぽど綺麗に簡単に穴あけが出来ます。
バイスについて
バイスを取り付けてみましたが、床置きの場合、レバーが床に付いてしまうので、回しにくいです。
Amazonの写真だと床についていなかったような…^^;
レバーを快適に使うには、ボール盤の下に台を引くか、机の端などにボール盤を配置する必要があります。
固定はボルトとワッシャーで行うのですが、結構ギリギリな止め方をしています。
その他
アースはミノムシクリップでした。
色々と気になる点はありましたが、ホビー用として小規模に使うのであれば、このコンパクトさと価格は非常に良いのではないでしょうか。
電気ポットくらいのサイズで設置できるのは、狭い部屋でものづくりを行う人にとってありがたいです。
精度とパワーが必要な場合は、おとなしく大型のしっかりしたボール盤を買いましょう。
それではご安全に!