パソコンショップで投げ売りされていたIntelの純正CPUクーラー、通称「リテールクーラー」で、ハンディファンを作ってみました(・ω・)ノ
投げ売りされているリテールクーラーをつい買ってしまった…
安いから。という理由で、インテルのリテールクーラーをつい買ってしまいました…。
特に使う予定も無いのですが、かっこいいので、ついうっかり…。
いつもパソコンショップの店頭で投げ売りされていますが、良く出来ていますよね。
せっかくなので、このリテールクーラーを使って何かを作りたいと思います。
そうだ、ハンディファンを作ろう。
最近暑いので、ハンディファンが欲しいな~と思っていたことを思い出しました。
よし、このリテールクーラーを使って、ハンディファンを作ろう!
なるべく元の形状を生かしたい
なかなか良い形をしているので、可能な限りこの形状を生かしたいです。
プッシュピンで固定出来るので、これもそのまま生かしたいですね。
なお、コネクターは4ピン式でした。
風量の制御も出来るようなのですが、マイコンが必要になり、部品数も増えてしまいます。
なので今回は、風量を制御せず、ただファンを回すだけにします。(めんどくさがり)
ヒートシンクの部分は、ツメで引っかかっているだけなので、簡単に外せます。
パカッ
この形状はどうやって作っているんでしょうね…押し出し?
いずれにせよかっこいいですね(*´Д`)
真ん中の、銅の部品も良い感じです。
試作一号機をつくろう
「fusion360」でモデリングをして、3Dプリンターでプリントします。
見た目が、金魚すくいのポイみたい…
プッシュピンでカチッと固定して…
スイッチをパチッとはめて、配線をすれば…
試作一号機の完成
配線をすれば…試作一号機の完成!!
分厚さが凄い…
あまりの分厚さに…
自立します。
どっしりとした面構え
重さを計測してみたら、460グラムもありました。もはやウェイトの領域ですね…
スイッチ・オン
スイッチを押せば…
ちゃんとファンが回りました!
風量はそよ風くらいです。PWM制御すればもっと風量も出せるのかな、とも思いましたが、今回はこのままいきます。
スリム化計画
流石に重すぎるので、軽量化をすることにします。
まずは電池を単三電池から単四電池に変更することにしました。
電池ボックスの自作
丁度良いサイズの電池ボックスが見つからなかったので、自作することにします。
電池ボックスを自作するのは、初めてです。
3Dプリントしたボディに…
金具とケーブルを取り付けます。
完成!
電池を入れてみます。
良い感じ!テスターで、ちゃんと通電も確認できました。
新しいボディ
ケーブルや電子部品がむき出しなのは問題があるので、ボディも新しく作り直します。
3Dプリントをして…
やすりがけをして…
塗装をします。今回はリテールクーラーに合わせて黒色にしてみました。
ピンを配置して…
配線をして…
電池ボックスを配置。
ちゃんとすべてのパーツが収まりました。
上部のパーツをパチッと取り付けます。ツメをつけているので、簡単に取り付けることが出来ます。(3Dプリンターで作っているので、何回も取り外しは出来ませんが…)
改良機の完成!
良い感じです!
コネクターは、側面から差し込む設計です。
ボタンは、電源ボタンひとつのシンプル設計です。
リテールクーラーを取り付けていきます。実は今回のハンディファンの制作にあたり、壊れても大丈夫なように2個目のリテールクーラーを購入しました。
増えていくリテールクーラー…
裏側に、CPUクーラーが取り付けられるように穴をあけています。
この穴にプッシュピンを差し込み、固定していきます。
コネクター差し込むだけ。
簡単です。
スイッチオン!
ちゃんとファンも回りました!
思っていたよりも、ずっと良い感じです!(こんなに良い感じになるなら、キチンと塗装しておけば良かった…)
かなりスリムになりました。
重さを計測してみます。
427グラム…軽量化はあまり出来ていないですね。
ところで、ファンの部分がむき出しだと危ないですね…
というわけでカバーを用意しました。これで安心です。
カバーを付けた状態で計測したら452グラムでした。結局、全然軽量化できてない!( ;∀;)
しょうがないので、筋トレも出来るハンディファンということにします。
てなわけで今回は、インテルのリテールクーラーでハンディファンを作ってみました。またね!
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