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【#3】Geo-Scatter背景制作を強力にアシストするBlenderアドオン 〜導入方法と簡単な使い方解説〜 ※旧Scatter5

Geo-Scatterの解説、第3回目だよ!

ここではPreset Scatterの使い方を解説しているよ!( ´θ`)ノ

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Geo-Scatterの使い方を簡単に紹介

Geo-Scatterのパネルを開くと、沢山の項目がありビビってしまいます…(;´∀`)

しかし、落ち着いてみてください。これらの項目をまとめていくと…

 

「Create」「Tweak」「Extra」の3つにまとまります。

 

しかも主に使うのは「Create」と「Tweak」の2つです。

⓪ベースとなるオブジェクトを選択し…

①「Create」で散布し…

②「Tweak」で調整する。そんな順番で使用していきます。

こう考えると、そんなに難しく無いですね!

「Create」…オブジェクトを散布する方法は5つ

まずはオブジェクトを散布する「Create」から見ていきましょう。Geo-Scatterには、散布する方法が5つ用意されています。いくつか紹介していきます。

Preset Scatterを使ってみよう

まずはPreset Scatterから…

今回は実験台として、50mの平面(Plane)データと0.3mの立方体を用意しました。

 

まずはGeo-Scatterのパネルから、ベースとなるオブジェクトを指定します。ここでは50mの平面データを指定しました。

 

「Preset Scatter」のところにある、人が歩いているようなサムネイル画像をクリックします。

 

すると、散布パターンのプリセットが表示されます。

最初の方にpresets.scatpackというデータをインストールしたと思うのですが、これのことです。

 

散布パターンを指定します。今回はこのプリセットを選択しました。

 

ビューポートのオブジェクトを散布するのか(Viewport Selection)、アセットブラウザーのオブジェクトを散布するのか(Browser Selection)、どちらかを選択します。

今回はビューポートにある立方体を散布するので、Viewport Selectionを指定しました。

散布するオブジェクト(ここでは立方体)を選択します。

 

オブジェクトを選択した状態で、「Scatter Object(s)」をクリックします。

 

すると、ベースのオブジェクト(平面データ)の表面に、選択したオブジェクト(立方体)が散布されます。

アセットブラウザーからも散布出来る

試しにアセットブラウザーのオブジェクトを散布してみます。

「Browser Selection」を選択し…

 

アセットブラウザーから、オブジェクトを選択します。ここではThe Plant Libraryの植物を選びました。

 

あとは「Scatter Asset(s)」を選択するだけです。

 

アセットブラウザーからオブジェクトが読み込まれ、散布されました。

簡単ですね!

Geo-Scatterはアセットブラウザーとの連携も強いアドオンのようです。

Tweakを使って、散布したオブジェクトを調節する

散布したオブジェクトを調整したい時は、Tweakの項目にある機能を使用します。

試しに密度を調整してみましょう。まずは、System(s) Listから、調整したいオブジェクト群を選択します。(※この、リストから選択する工程を忘れがちなので注意してください。)

 

DistributionのDensity(密度)の値を増やしてみましょう。

 

オブジェクトの数が増え、密度が高くなりました。

Limit Collisionを使ってみよう

Distributionの中にある、Limit Collisionにチェックを入れて有効化し、値を増やしてみましょう。

 

散布したオブジェクト同士の距離が離れて、重ならなくなりました。

オブジェクトが重なって突き刺さってしまうと、違和感が出やすいので、そういった事態を防ぐことが出来ます。

困ったら「i」マーク

Geo-Scatterのパネルには、各項目の右側に「i」マークがついています。

ここを押すと、各項目の簡単な説明と、公式解説ページへのリンクが表示されます。親切設計ですね。

 

なお、解説ページは英語なので、ウェブブラウザーに自動翻訳の拡張機能を入れておくと便利です。

 

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