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ijigenのデジタルものづくりブログ

【リアルフォース導入記1】静電容量無接点方式のキーボード「REALFORCE」がやってきた!【静音 30g APC機能搭載機レビュー】

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腕への負担を減らすため…高級キーボードとして有名な「REALFORCE(リアルフォース)」を、導入してしまった…!(;'∀')
キー荷重30g 静音 APC機能付きモデル レビュー

 本記事のYouTube版はこちら

今まで使っていたキーボード

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今までは、ロジクールのキーボード「G512 CARBON」というキーボードを使用していました。

特にこれといった不満は無く…(;'∀')すごくお気に入りのキーボードでした。

 使用していたのは、茶軸のモデル。

キーの打ち込みも心地良く、LEDがデコトラのように光るのも、テンション上がる(∩´∀`)∩アルミのプレートもかっこいい。すごく良い。すごく良いのですが…

なぜリアルフォースにしたのか。なぜHHKBにしなかったのか。

東プレの「REALFORCE(リアルフォース)」というキーボードを導入することにしました。

なぜかというと…リアルフォースには、キー荷重がすべて「30g」というモデルが存在するからです。

このモデルは、非常に小さな力でキーを押すことが出来ます。

今まで使っていたG512 CARBON(茶軸モデル)には、kailhのBrown(茶軸)というキースイッチが使用されていました。

このキースイッチのキー荷重は「50g±10g」です。

よりキー荷重の軽いキーボードを使えば、長文をタイピングする時の負担を減らせるのでは?

と考えたからです。出来れば生産性の向上にもつなげたい!

しかし、キー荷重が軽すぎると、誤入力も増える…といったレビューも散見されます。

そのため、キー荷重が軽ければ、生産性が向上するか。というと、そう単純な話ではないようです。

このあたりは、個人差もあるように思います。タイピングの癖によっても、誤入力の増加量は変わりそうな気がしています。

誤入力の増加量によっては、生産性は逆に落ちる可能性もあります。

しかし、常に腱鞘炎気味の自分には…手への負担軽減だけでも実現出来れば、嬉しい(;´・ω・)

ちなみに「HHKB」という、リアルフォースの兄弟のようなキーボードも存在します。

こちらも検討してみたのですが、キー荷重の軽いモデルでも45g程度とのことでしたので、こちらは選択しませんでした。

 コンパクトなデザインは、とても魅力的ではありましたが…

そんなこんなでREALFORCE(リアルフォース)の最もキー荷重が軽いモデルを選択することにしました。

カラーリング、配列、テンキー

ちなみにカラーリングは、ブラックを選択。これは机や他の機器とカラーリングを合わせたかったからです。

配列は日本語配列を選択。これは単純に、日本語の文章を入力することが多いからです。

テンキーに関しては、テンキーの無いテンキーレスモデルを選択しました。

テンキー自体は欲しいのですが、マウスとの距離を短くしたかったのでテンキーレスモデルにしました。テンキーは別途購入して、キーボードの左側に配置しようと考えています。

開梱

パッケージ

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パッケージは「赤x黒」という、中二心をくすぐるカラーリング。

 

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正直なところ、価格帯が価格帯なので…もう少し高級感のあるパッケージのほうが良いような気はします(;'∀')

 

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パッケージの裏には、このキーボードの「オススメポイント」が並んでいるのですが…

 

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なぜかUSBプラグが大きく押し出されています。なぜ…(;'∀')

一方でキー荷重やAPC機能といった内容は、特に押し出されていません。

開封

 

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いざ開封!

 

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中には、マットブラックの内箱。

 

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パカッ

 

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梱包材にくるまれたリアルフォース。

フォースを感じる…

 

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フォースをわが手に!

本体

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じゃじゃん。マットブラックのカラーリングは、重厚感があって良い感じです(*´ω`*)

 

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噂には聞いていたけれど、文字は見えにくく感じます(;´・ω・)黒地に黒字だからね…

 

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側面に印刷されているキーもあります。

 

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 なお、ボディの手前側は、少しだけ角度が付いています。

 

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 右上にはプラスチックのプレートが貼られています。

プレートのカラーリングは、リアルフォースのモデルによって異なるようです。

このモデルの場合は、ライトゴールドのカラーでした。マットブラックなボディとマッチしていて良い感じです。

欲を言えば、もうすこし高級感が欲しかったかな…。

金属素材を使うと、凄く高級感が出そう。

 

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側面はこんな感じ。肉厚な感じがします。

 

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ちなみに滅茶苦茶重いです。この重さが、安定感を生んでいる模様。

 

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 裏側はこんな感じ。ケーブルの位置は真ん中から出ていますが…

 

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外に出したり…

 

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 左側から出すことも可能です。地味に便利(*´ω`*)

 

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 滑り止めは、ワッフルのような形状をしています。

重さと相まって、安定感は滅茶苦茶良いです。

 

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スタンド部は小型ですが、安定して使えました。

 

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 裏面に謎の凹みがありましたが…用途は不明です。

 

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そういえば…以前使用していたG512 CARBONにも謎の穴があったような…(写真はG512)

 

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USBケーブルは、いたって普通のケーブルでした。欲を言えば、ナイロン編みのケーブルが良かったなぁ…個人的な要望ではありますが。

 

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留め具がリアルフォース仕様でした。

 

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その他の付属品は、キーキャップを取り外すための道具と…

 

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「Ctrl」と「Caps Lock」 のキーキャップ。

 

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このリアルフォースには、 「Ctrl」と「Caps Lock」 のキー位置を交換出来る機能があります。

その機能を使う場合に、この交換用キーキャップを使うみたいです。

 

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こちらはキースペーサー。

 

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キーキャップの下にセットして使います。

キーの底の深さを調節できるみたいです。

 

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このリアルフォースには、2mm厚と3mm厚のスペーサーが付属していました。

 

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最後の付属品は、説明書。

 

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保証は一年でした。

打ち心地

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打ち心地は、非常に軽快です。「スコココ…」「コトンコトン」といった感じの打ち心地です。

G512の茶軸は、はっきりとした打ち心地が良い機種でした。

こちらは静かで軽い…正反対の良さがありますね。

キー荷重30gは本当に軽いです。薬指や小指といった、力の弱い指でも簡単にキーを押せます。

スペーサーの比較

スペーサー3mm

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付属していた2mmと3mmのスペーサーをそれぞれ取り付けて、実際に使ってみようと思います。

 

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キーキャップの取り外しには、付属のツールを使用します。

 

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ずぼっ

 

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ずぼっ

キーキャップはしっかりとセットされているため、引っこ抜くのは結構大変。

 

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え、これ、全部引っこ抜くの…?(;'∀')

 

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数分後…ようやく全てのキーキャップが引っこ抜けた。

 

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接合部は、紫色のパイプのような形状をしています。メカニカルキーとはずいぶんと異なる印象。

 

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なお、スペースキーの部分にだけスプリングが入っていました。

 

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 非常にやわらかいスプリング。無くさないように注意!

スペーサー3mm

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まずは分厚いほう、3mmのスペーサーを取り付けてみる。

 

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 セットして…

 

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キーキャップを取り付けていく。キーキャップを引っこ抜くよりは楽です。

 

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キースペーサーは、低反発素材のような感じ。

 

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 元の形状に戻るまでに、少し時間がかかります。

低反発な感じは、好みが分かれそうな感覚。

 

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なお、取り付けるときにキーの位置がわからなくなりそうですが…

 

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 キー配列の印刷された紙が付属しています。安心。

 

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キースペーサー3mmを取り付けると、底が滅茶苦茶浅くなります。

後述のAPCを調節しないと、押し込みが浅すぎて文字入力が出来ません。

 

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このモデルには、キーをどれくらい押し込むと文字が入力されるようにするか。調節する機能が付いています。 これをAPC(アクチュエーションポイントチェンジャー)というようです。

APCは1.5mm,2.2mm,3.0mmの3つの中から選ぶことが出来ます。

なお、キーごとに個別にAPCを設定することも可能です。

 

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 押し込みの浅さを1.5mmに設定して…

 

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ようやく文字の入力が可能になりました。

このように、3mmのスペーサーを使用する場合、APCは一番浅い1.5mmのポイントにせざるを得なくなります。(APC2.2mmや3mmでも、無理やり押し込めば反応します。ですが到底実用的とは言えませんでした…)

打ち心地に関しては「すぐ底に付く」感じが、個人的にあまり好みではありませんでした。

振り切れない感じが、なんともモヤモヤします…。すごく中途半端な感じ…

G512 CARBONの茶軸でバシャバシャ打っていたことも影響しているかもしれません…。

また、スペーサーのぶよっとした感じも、個人的に好みではありませんでした。

底が浅いほうが効率は上がりそうですが、モヤモヤ感が耐えられそうになかったので3㎜のスペーサーは採用しないことにしました。

スペーサー2mm

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次にスペーサー2mmのほうを試してみることにします。薄いほうですね。

 

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またもやキーキャップを取り外していきます…つらい…

 

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この作業、どうにかなりませんかね(´;ω;`)

 

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スペーサー2mmを取り付けて…

 

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キーキャップを取り付けていく…

 

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つ…疲れた…

作業時間としては、それほどかかりません。なのに…なんだろう…この疲労感は…

 

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打ち心地は悪くない…

悪くないです…

スペーサーが無いときよりも、マイルドな打ち心地…

悪くない…悪くないが…

やはり「途中で底についてしまう感じ」と、低反発なスペーサーの感覚があまり好きじゃない。

ので…

 

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結局スペーサーは使わないことにしました…

またこの作業…(ノД`)・゜・。

 

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この作業も、だいぶ慣れてきた気がします。

 

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ちなみに、キーキャップを取り付けるときのパッチリはまる感覚は、悪くないです。

スペーサーは結局使わないことにしました。

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原点回帰完了

 

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 うん。この軽快で、ほどよくドライな打ち心地が一番好みです。

というわけで、スペーサーは使わないことにしました。

リストレストは欲しい

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高さのあるキーボードだと、リストレストは必須だと考えています。

とりあえずG512で使用していたフィルコのマカロン(L)を配置してみましたが、フルサイズ用のリストレストなのでサイズが合っていません…

 

 こういう木のリストレストと合わせると良さそうではあるのですが…

せっかくなので3Dプリンターで自作してみましょうか

次回のリアルフォース導入記では、リストレストの自作に挑戦したいと思います。(出来るのか?)

また、リアルフォースをしばらく使ってみた感想も、その時に一緒に載せたいと思います(*´ω`*)

 

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