ワイヤレスマウスなのに、63g未満の超軽量ボディ!Logicoolの驚異的なプロ用マウスを導入してみた!
Logicool G PRO X SUPERLIGHT
買っちまったぜ… G PRO X SUPERLIGHT(゚∀゚;)
ワイヤレスマウスなのに63g未満という、驚異のマウスです。精度も良く、通信の安定性や速度も非常に良い。まさにプロ用のマウスです。
本来ゲーム用ですが、お仕事用、作業用として導入してみました。
特に動画編集は、マウス操作の時間が滅茶苦茶長いので、重いマウスを使っていると疲れがたまってきます。
長時間作業において、軽いマウスは正義…('ω')
ちなみに、カラーバリエーションはブラックとホワイトの二色展開でした。
非常に迷ったのですが、ブラックのモデルを選択しました。
ホワイトは…絶対かっこいいのですが、長期間使っていくと黄ばみなどの汚れが目立ちそうなので、ブラックにしました。
他の機材もブラックが多いですし。
※なお、ホワイトのモデルは、ブラックのモデルと発売日が異なります。
価格はなんと17,820円(税込、公式ストア価格)…こ、こんな高いマウス使ったことないのですが…(;´Д`)
以前動画でレビューしたMX Master3…あの時も価格に驚きましたが、それを超えてきました。
ちなみにMX Master3は良いマウスでしたが、重さに耐えきれずに売却しました…(´;ω;`)
開梱
さぁ、開梱だ!
化粧箱はApple製品のような、しっかりとした貼り箱でした。
すぽっ
波のような形状の台座に乗っかっていました。波の意図は不明です。
サラサラな表面
表面はサラッサラです。
滑らかな肌…
公称63g未満は伊達じゃない
持った時の感想「え、中身ちゃんと入ってる?( ゚д゚)」
不安になるレベルの軽さです。え、模型じゃないよね?これ?(;'∀')って位に軽い。
全体図
横顔。凛々しい。
正面。真面目そう。
横顔。シュッとしてる。
背中。しぶい。
シンプルでオーソドックスなフォルムをしています。
細かな調整
よく見ると…
指を配置する場所が微妙に凹んでいます。繊細な造形にちょっと感動。
底面のエッジの部分は、ツヤツヤです。
後ろのほうは、微妙に凹みのある曲面になっていたり…と、細部にこだわりが感じられます。
指を置くところも、よく見ると微妙に凹んでいます。
このあたりのフォルムは、前のモデルをほぼ踏襲しているらしいです。
こんなに細かい造形をしているとは、知らなかった…
クリック感
クリック感は、しっかりとした感じでした。※音もしっかり出ます。静音ではありません。
疲労を考えると、もっと弱い力でクリック出来ると嬉しいのですが…
ホイールの使用感は、ごくごく普通でした。
ホイールクリックは浅めで、安定感があって良い感じでした。
ギリギリまで肉抜きがしてあるので、ホイールの向こう側が見えます(;'∀')
塗装剥がれ?
ホイール内側、の支柱の箇所なのですが、塗装剥がれ?のような色の異なる箇所がありました。(塗装の剥がれかどうかは不明)
合計二ヵ所ありました。微妙に見えるところなので、気になる…(;´・ω・)仕様なんですかねこれ。
仕込みLED
実はこの位置に小さなLEDが隠されています。
充電中などの時に、そっと灯ります。
サイドボタン
サイドボタンも、しっかりとしたクリック感。若干弾力がある感じがします。
※音はバッチリ出ます。静音ではありません。
実質的に、右利き専用のマウス
サイドボタンは左側にしかありません。
SUPERLIGHTは、実質的に右利き専用のマウスですね(;´Д`)
SUPERLIGHTの文字
マウスの右側には、「SUPERLIGHT」とプリントされています。
この文字があることで、旧モデルとの見分けがつきやすいのですが…
プリント部分は、いつか擦れて消えないか、若干心配ではあります。
ちなみに、「G」のロゴマークも同じ銀色のプリントでした。
端子はUSB Micro
端子の規格は、USB Microでした。
USB Microは今でも USB Cよりシェアを取っている気がします…
差し込み口は、独特な形状でした。
裏側テフロン
ソールはテフロン製、非常に大胆に使われております。
センサーの周りにもテフロン。
レシーバーカバー周りにも、ぐるっとテフロン。
バリの処理
バリは…見えることは見えるのですが、それほど目立ってはいません。
特に、手の触れる箇所は、バリがほぼ消えています。
手の触れる位置は、研磨処理でもしているのでしょうか…?
そのため、バリの引っかかりが気になる…といったことはありませんでした。
実際に計ってみよう
公称63g未満とのことですが…実際のところは…?
…61…グラム…だと…!(; ・`д・´) 公称63g未満は正しかったようです。
付属品
付属品を見ていきましょう。
PLAY TO WINと書かれた謎の箱…
裏には、謎のケーブルのイラスト…
こんな形状のケーブルあるわけ無…
あった…
攻撃力高そうな形をしています。
ここの部分にピッタリとハマるようになっているようです。
端子の部分に、負荷が集中しないための工夫なのでしょうか…?
この形状の理由が気になります。
ケーブルの質感
ケーブルは、細身のゴムのような質感をしています。
ナイロン編みのケーブルが良かった…('ω')
説明書類
紙の書類もいくつか同梱されています。
注意書き
バッテリーの取り外し方法(分解方法とも言う)
保証内容など
クイックスタートガイド
クイックスタートガイドは、ほとんど文字が無くよくわかりません。
しかし、公式ウェブサイトに日本語解説付のセットアップガイドがあります。
こちらを読むとわかりやすいです。
https://www.logitech.com/assets/65972/4/pro-x-superlight-qsg.pdf
レシーバーカバー
レシーバーカバーは、付属のテフロン付きカバーと交換することが出来ます。
レシーバーカバーの縁の部分をグッと押せば、レシーバーカバーが外れます。
レシーバーカバーは、2つのネオジム磁石で固定されています。
こちら側にも磁石が2つ付いています。磁石同士がくっ付いて固定されているようです。
付属のテフロン付きカバーと交換してみます。
こちらもネオジム磁石が付いています。
磁石同士がきちんとくっ付くように取り付けてください。
でないと、簡単に外れてしまいます。
設置条件
クイックスタートガイドに、設置条件のようなものが書いてあります。
しかし解読が難解( ;∀;)
レシーバーは分かるのですが、上の箱の絵は何…?ルーター?
公式のサポートページのほうに、日本語解説付きのセットアップガイドを発見。
謎の箱の正体は、無線LANルーターでした。
クイックスタートガイドがわかりにくいよ!っていう人は、ぜひ公式サポートページの日本語解説付きセットアップガイドをチェックすることをお勧めします。
定番のステッカー
おなじみの ステッカーも付属していました。
でかっ。
保証は2年
ロジクールの、見慣れた保証書…
保証期間は、購入日から2年でした。期間が長いのは嬉しい( ´ ▽ ` )
グリップテープ
サラサラな表面じゃ、滑っちゃうよ!っていう人向けに、グリップテープが入っていました。
凹凸のある表面。
粘着剤は、定番の3M
グリップテープを貼る時は、付属のクリーニングクロスで清掃してから貼るようです。
私はサラサラな表面が気に入っているので、使う予定は無いです。
でも、こういうオプションが付属しているのを見ると「やっぱりプロ用なんだな」という感じがします。
レシーバーと、アダプター
残る付属品は、レシーバーとアダプターのみです。
レシーバーは、最初からアダプターに差さった状態で納まっています。
すぽっ
レシーバーは、非常に小さいです。
先ほどのケーブルにセットすると、こんな感じです。
「G」のロゴと「PRO X」の向きが揃っていないのが、少し気になります。
今までは、VIPER MINIを使っていました
ちなみに、今まではRazerのViper Miniというマウスを使用していました。
重さは G PRO X SUPERLIGHTと同程度。めちゃくちゃ軽いです。コスパも使用感も良く、お気に入りのマウスです。
ただし、有線なんです…。
有線マウスは良いところも多いのですが、同程度の軽さで、ワイヤレスのマウスがあったら良いのに!と思っていました。
(ワイヤレスマウスで通信が途切れたりすると「やっぱり有線だな」と思い、
有線マウスでケーブルが引っかかったりすると「やっぱりワイヤレスだな」と思う。)
しばらく使ってみて…感想
しばらく使ってみて思ったことをいくつか…
良い点
ワイヤレスならではの開放感は、やはり良いですね。ケーブルが引っかかったり、といったことが無いので、快適です。
また、精度も非常に良いです。
通信に関しても、高速かつ安定しているので、不満は全くありませんでした。
無線マウスといえば、たまに通信が途切れたり…というイメージがあったのですが、このマウスは非常に安定しています。
軽さについて
やはり軽いマウスは、腕への負担が少なくて良いですね。
しかし、もともと超軽量マウスを使用していたせいで、このあたりの感動は薄くなってしまいました。
この体験が後に…
軽さの感動=新しいマウスの重さ-今まで使っていたマウスの重さ
という宇宙の法則の発見に繋がります。
気になったところ
ボタン数の少なさは、やはり気になりました。Viper MiniとSUPERLIGHTとのボタン数の差は、僅か1個なのですが、それでも気になりました。
そこにはもう存在しないボタンを、何回も押してしまいました。
多ボタン式のマウスを愛用している人は、移行にストレスがあると思います。
とはいえ、この点は「ボタン数がそんなに要らない人」にとっては、関係の無い話ではあります。
バッテリーの持続時間について
バッテリーの持続時間は70時間…と、前のモデルよりは増加しましたが、決して長くはありません。
バッテリー残量の減りは、割と気になります。
POWERPLAYというワイヤレス給電可能なマウスパッドを使えば、この悩みから解放されるらしいのですが…
こいつも高い( ;∀;)SUPERLIGHTと同じくらいの価格です。
SUPERLIGHTは、こんな人にオススメ
SUPERLIGHTは、右利きの人で
・ワイヤレス
・軽さ
・精度
を重要視する人にはオススメです。
一方で、左利きの人、コストパフォーマンスを重視する人、多ボタン式マウスを愛用している人には、私はオススメしません。
私はこのマウスを気に入っていますが…SUPERLIGHTは、良くも悪くも尖った製品だと思っています。
導入する際は、良く考えて導入することをオススメします。(高いですし…)
てな訳で…今回は、Logicool G PRO X SUPER LIGHTのレビューでした!