ijigen.net

デジタルものづくりブログ

Blenderアドオン「PhysicsDropper」の使い方&レビュー!無料版もあるぞ

f:id:ijigen_net:20220306155054j:plain

ただ落とすだけ…だがそれがいい。(*´ω`*)

youtu.be

本記事のYouTube版はこちら

物理演算を使って、オブジェクトを落として自然な感じに配置したい

f:id:ijigen_net:20220306153609j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainこのリンゴたちをポトッと落として 無造作な感じに箱に入れたいなぁ。でも、物理演算の設定するのは 少しめんどくさいなぁ〜。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainどうしたんだい、のび太くん。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plain誰がのび太じゃ。

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plainそんな時には、これを使うと良いなり。
「Physics Dropper」を使えば、イチコロなりよ。

blendermarket.com

f:id:ijigen_net:20220205224714p:plain別な何かが、混じってないか?(コロ助?)
「Physics Dropper」… 直訳すると…物理で落とすもの?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainその名の通り、オブジェクトを 落下させるアドオンだよ。
物理演算を使って、簡単お手軽に ポトッと落として配置できる。

もちろんBlenderの標準機能でも 物理演算を使って、オブジェクトを落下させることは出来るけれど…このアドオンを使うと、その手間を減らせるんだ。
最近使い始めたアドオンなのだけれど とても良い感じ。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainそれは気になる。 使い方は簡単なのかな?簡単だと嬉しいな。

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plainめちゃくちゃ簡単なりよ。

Physics Dropperの使い方

f:id:ijigen_net:20220306153614j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Physics Dropper」をインストールすると、サイドバーの「Tool」の項目に 「Physics Dropper」が追加される。

 

f:id:ijigen_net:20220306153619j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainまた、画面右下にある、ツール設定のところにも 同じ内容が追加されるよ。

f:id:ijigen_net:20220205224707p:plainシンプルなUIでありがたい。とっつきやすそうだ。

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plain試しに使ってみよう。

f:id:ijigen_net:20220306153624j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainまずは落としたいオブジェクトを選択する。

 

f:id:ijigen_net:20220306153629j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain次に「Physics Dropper」のパネルの 「Drop」(落下)ボタンを押す。

 

f:id:ijigen_net:20220306153634j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plainすると落下のシミュレーションが始まる。スピーディ!

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plain簡単だ! 特に物理演算の設定もしていないのに。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Physics Dropper」が、一時的に このアドオンを使うときだけ

物理演算の設定をしてくれるんだ。(Applyを押した時点で、この物理演算設定は消去される。)

さて、良い感じのところで シミュレーションを止めるよ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153639j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainここのボタンを使うか スペースキーで止めることが出来るよ。

もしもタイミングを逃して 行き過ぎてしまったら…

 

f:id:ijigen_net:20220306153644j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainプレイヘッドを直接動かして ちょうど良いところで止める。

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainふむふむ…

 

f:id:ijigen_net:20220306153156j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainあとは「Apply」を押せば、確定される。

 

f:id:ijigen_net:20220306153200j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain基本はこれだけ。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plain操作が簡単で良かった。

Blenderの標準機能を使っても良いけれど このアドオンを使うと格段に楽だね。

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plainこういう地味だけど 手間が減らせるアドオンって…良いよね。

Earthquake機能でオブジェクトをゆさゆさしよう。

f:id:ijigen_net:20220306153210j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainあれ、ここの、「Earthquake」っていうのは何? 直訳すると…「地震」?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Earthquake」機能を使うと

落とすオブジェクト以外のものが 地震が起きた時みたいにブルブルする。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainブルブル。

 

f:id:ijigen_net:20220306153219j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainこの機能を使うと、ケースの中に 隙間なくオブジェクトをつめたり

 

f:id:ijigen_net:20220306153223j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153228j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plain少し「崩したような」感じに 配置する時に便利だぞ。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plain自然な感じに配置したいとき とても活躍しそうだ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153232j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Earthquake」機能は、ここの「X,Y,Z」のところで 揺れる方向を指定できる。

 

f:id:ijigen_net:20220306153237j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain例えば「Z」だけ有効化すれば、Z方向のみ。 つまり縦揺れのみの揺れになる。

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainこれはぜひ上手く使いこなしたい!

「Cloth」機能で布を被せよう

f:id:ijigen_net:20220306153241j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainここの「Cloth」っていうのは?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainこちらは布のシミュレーションを 簡単に出来る機能だよ。布をふわっと被せる時に便利。

 

f:id:ijigen_net:20220306153246j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain例えばこんな感じの「Grid」を用意して 「Cloth」を選択して「Drop」すると…

 

f:id:ijigen_net:20220306153250j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plain被さった! 手軽でスピーディーだね。

 

f:id:ijigen_net:20220306153255j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain布の柔らかさなんかは パネルの下のところで調整出来る。

プリセットもいくつかあるので ここから選んで調整するのがスピーディーだ。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainなるほど! よし、色々試してみよう。

ポリゴン数が多くて動作が重いときは、プロキシ機能を使おう

f:id:ijigen_net:20220306153259j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153304j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224714p:plain早速リンゴを落としてみたのだけれど… 重たいなぁ。ハイポリ過ぎたかな。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainもしもポリゴン数が多くて、動作が重い時は プロキシ機能を使うと良いよ。

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainプロキシ…?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainプロキシは直訳すると「代理」という意味だ。ソフトウェアによってプロキシが指すものは異なるけれど、このアドオンの場合はハイポリオブジェクトの代理として、ローポリオブジェクトを自動で作成してくれる。

シミュレーションは代理の ローポリオブジェクトで行うため、シミュレーションの動作が軽くなる。

その分、シミュレーションの精度は 落ちるみたいだけれど…。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainなるほど。上手く使うと 制作のスピードが上がりそうだね。プロキシを使うときはどうすればよいのかな?

 

f:id:ijigen_net:20220306153310j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153314j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Active Settings」と 「Passive Settings」のところに、「Use Proxy for Highpoly Objects」 という項目がある。

プロキシを使いたい場合は ここにチェックを入れよう。

どのくらい代理オブジェクトをローポリにするか というのも、ここで調整出来るよ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153319j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153324j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224703p:plainミュレーションは 結構重たい処理なので、ありがてぇ。(黒りんごはプロキシ(代理)のローポリリンゴ)

オブジェクトが飛び散るときは…

f:id:ijigen_net:20220306153328j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153333j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224700p:plainあれ…なんか… 「Drop」しようとしたら、飛び散っちゃった。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainオブジェクトとオブジェクトが重なっている状態だと 飛び散るので注意だ。

これはアドオンというより 衝突の物理演算でよくあるミスだよ。

f:id:ijigen_net:20220205224700p:plainなるほど〜。あるあるミスをやってしまった。

シミュレーション時間を長くするには

f:id:ijigen_net:20220306153337j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plain落下のシミュレーションの 時間が短いから、長くしたいのだけれど、出来るのかな?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain出来るぞ。「Physics Dropper」の設定の中に 「End Frame(終了フレーム)」の項目があるので、ここの数値を増やせば シミュレーション時間が長くなるよ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153342j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainシミュレーションが終了するフレームを もっと後に指定するんだね。出来た出来た!

ショートカットキーを使うと爆速ポトポト

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainあと、これってショートカットキーとか あるのかな? ポトポト落としたい。

 

f:id:ijigen_net:20220306153346j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainショートカットキーは、「Drop」が「V」キー 確定は「Shift+V」に設定されているみたい。

ショートカットキーは 自分で変えることが出来るみたいだね。

 

f:id:ijigen_net:20220306153356j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainうわ、ショートカットキーを使うと ビックリするくらいポトポト落とせる!

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plain楽だよね。

このアドオンの良いところ

f:id:ijigen_net:20220306153403j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153408j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainこのアドオンの良いところは、オブジェクトをもっと足したいな。って思ったら コピペして「Drop」するだけで気軽に足せたり…

 

f:id:ijigen_net:20220306153413j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainもうちょっと崩したいな。って思ったら 「Earthquake」で揺すって、気軽に崩せる。手間を考えずに制作に 集中出来るところかな。って思った。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain手間と時間を考えると 躊躇してしまうことってあるよね…。

Physics Dropperのお値段

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainあ、そうだ。このアドオンって、おいくらなの?

 

f:id:ijigen_net:20220306153418j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainなんと無料で配布されているみたいだ。 これが「Physics Dropper」のページ。

blendermarket.com

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainあれ…でもこれ「BlenderMarket」の 販売ページでは?

 

f:id:ijigen_net:20220306153423j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainお値段も4ドルって書いてあるし やっぱり有料なんじゃないの?

 

f:id:ijigen_net:20220306153428j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainここを見てほしい。 このアドオンは無料版も配布されているみたい。

作者を応援したい気分の方は ぜひ有料版を買ってね。とのこと。

売り上げの一部はBlenderの 開発ファンドにも寄付されるらしいよ。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plain親切だなぁ。

f:id:ijigen_net:20220205224730p:plainちなみに、自分は 作者を応援したいので4ドル払ったぜ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153433j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain無料版と有料版とを比べてみたところ 機能に差は無さそうなのだけれど、無料版にはDonation(寄付)ボタンが付いていたぜ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153438j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153443j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainもし寄付ボタンが邪魔だと感じる人は 有料版にすると良いかもしれない。

逆に、4ドル以上寄付したい人は あえて無料版を入れて、このボタンから寄付すると良いかもな。

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainなるほどね。

Physics Dropperのインストール方法

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainインストールの仕方は簡単なのかな?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainインストールの仕方も簡単だよ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153448j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153453j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainBlenderの画面左上にある「Edit」をクリック。

 

f:id:ijigen_net:20220306153458j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain次に「Preferences…」をクリックして

 

f:id:ijigen_net:20220306153503j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153508j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain出てきたウインドウの左側から 「Add-ons」を選択。

 

f:id:ijigen_net:20220306153518j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainウインドウの右上にある 「Install…」をクリックして

 

f:id:ijigen_net:20220306153523j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153528j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Physics Dropper」のページからダウンロード してきたZIPファイルを選択して「Install Add-on」をクリック。

blendermarket.com

 

f:id:ijigen_net:20220306153538j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain次に「3D View:Physics Dropper」に チェックを入れて、アドオンを有効化。

 

f:id:ijigen_net:20220306153543j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainちなみに、前述のショートカットキーに関しては ここの画面で変更できるぞ。

 

f:id:ijigen_net:20220306153548j:plain

f:id:ijigen_net:20220306153553j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain最後にBlenderを再起動して インストールは完了だ。

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainインストール方法は 一般的な手順だね。ありがたい。

アドオンで作られたアドオン

f:id:ijigen_net:20220306153559j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainまた、このアドオンは「Serpens」というアドオンを 開発に使用しているみたいだね。 (※Physics Dropperのコードにて確認できる)

blendermarket.com

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plain「Serpens」?へび座?

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plain「Serpens」はアドオンを作るアドオンのことだよ。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainアドオンを作るアドオン。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainノードとノードを繋げて アドオンのプログラミングが出来るアドオンらしい。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainそんなものがあるんだ。 ビジュアルプログラミングってやつかな。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainこのアドオンで作ったアドオンは 自分で使用するのも、もちろんだけれど

エクスポート(書き出し)が出来るので 作ったアドオンを配布することも出来るらしい。

f:id:ijigen_net:20220205224657p:plainそんなことまで!面白そうだね。

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainまだ使ったことは無いので 詳しいことはわからないのだけれど、効率を少しでもあげたい効率中毒者としては 気になるアドオンだ。
そして「Physics Dropper」は このアドオンを使って開発されているらしく、そういった面でも非常に面白いアドオンだよ。

f:id:ijigen_net:20220205224707p:plainアドオンで作ったアドオンが 活躍しているわけかぁ。確かに面白い!

f:id:ijigen_net:20220306153604j:plain

f:id:ijigen_net:20220205224717p:plainてなわけで今回は、簡単にポトっと落とせるアドオン 「Physics Dropper」を紹介してみたぜ。

f:id:ijigen_net:20220205224710p:plainまたね!

 

よければチャンネル登録Twitterフォローなどお願いしまーす(・ω・)ノ!

TOPに戻る