リリースされたばかり、ということもあり改善すべき点は多そうです。ですが、改善が続けられれば面白くなりそうな気がしています(*´ω`*)
Blender アドオン「QuickCurve」
「QuickCurve」という、立体的な線を描けるアドオンを発見したので、さっそく使ってみた(・ω・)ノ
価格は30ドル~
個人向けだと、30ドル。スタジオ用や企業向けのサポートプランもある。
対応バージョンに注意
2020年11月時点だと、対応しているBlenderのバージョンは「2.90.1」のみ。
対応していないバージョンのBlenderを使用している人は注意が必要だ。
実際に使ってみた。
「QuickCurve」をインストールするとこのようなパネルが追加される…が…
パネルにはショートカットキーが記されているだけで、ボタンなどは一切無い。
このユーザーインターフェースでの操作は、正直きつい…(;´・ω・)
ユーザーインターフェースに関しては改善の余地ありと感じた。
とはいえ、「QuickCurve」はまだリリースされたばかり。今後の改善に期待。
まずは「QuickCurve」を有効化
Ctrl+Fキーを押すと、「QuickCurve」が有効化される。
Ctrl+Fキーを押すと、画面下部や上部に文字が表示される。
ショートカットキーのメモと、現在の設定値などが表示される。
画面の多くの面積を占有してしまうため、少し困る(ノД`)・゜・。
気を取り直して、画面をドラッグしてみる。
おぉ!
立体的なドローイングというのは、新鮮な体験。
ブラシサイズの調整
Fキーを押して、左右にカーソルを動かすとブラシサイズを調整出来る。
消しゴム機能
もしも、はみだしてしまった時は消しゴム機能を使おう。
Ctrlキーを押しながら、消したい箇所をドラッグすると…
ドラッグした箇所が削除される!これは直感的。
画面操作ボタンは無効化されてしまう。
「QuickCurve」を有効化している状態だと、Blenderの画面右上にある画面操作ボタンたちは無効化されてしまう。これはちょっと不便…
先端形状の切り替え
描く線の先端を、とがらせたい。そんな時は「Ctrl+P」キーを押してみよう。
先端の尖らせ方を切り替えられる。
表面上に描く
オブジェクトの表面上にドローイングしたいときは、Ctrl+Shift+Wで表面上に描く機能をオンに出来る。
あれ、この機能を使えば…「髪の毛」のモデリングがサクサクいけるのでは?!と思って試してみたが、微妙な結果に終わった。
筆圧感知について
Shift+Mで筆圧感知機能をオンに出来る。筆圧感知に対応したペンタブにつないで試してみたが…綺麗な線を描くのはかなり難しかった(;´・ω・)
線をねじる
描いた線にねじれを加えることが出来る。
ねじねじ…
ノイズを加えて、ガタガタにすることも可能。
Curveを生成し、ベベル機能で厚みを加えている。
「QuickCurve」で生成したオブジェクトを観察してみる。
どうやらこのオブジェクトは、Curveに厚みを付けたオブジェクトの模様。ベベル機能で断面を指定している。
なお、「QuickCurve」で生成したオブジェクトは、Blenderの標準機能で編集可能だった。
今後に期待のアドオン
色々と気になるところはあるけれど、三次元的にドローイングする感覚は楽しい(*´ω`*)
ぜひこれからも改善を続けて、実用的なアドオンに進化していってほしい。そんなアドオンです。
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